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「カメハメ歯クラブ」は虫歯のない子供たちが、今の健康な歯を守り育てるため、自分たちから進んで定期的に来院する会です。来院時には、歯のクリーニングを行い、高濃度のフッ素塗布をします。治療の必要性があれば、治療も行ないます。

※入会金、年会費は無料です!
※定期健診時には、診察料が別途に必要になります。
※フッ素のうがい(オラブリス)を、ご自宅で必ずして頂きます。
※痛みがある場合は、順序が変わることもあります。










フッ素は、地球上に広く存在している自然のものです。人体中(特に歯や骨に多い)はもちろん、地殻・海水・河川・植物・動物など、あらゆるものに必ず含まれています。したがって、フッ素が含まれていない飲食物は地球上に存在しません。また、むし歯予防に用いられるフッ素の溶液は、お茶や紅茶の中に含まれているフッ素と同じものなので全く心配ありません。
フッ素を多く含む食品には、魚介類等の海産物やお茶(紅茶)等があります。
WHO(世界保健機関)、FAO(食料農業機関)、FDA(アメリカ食品医薬品局)などの専門機関では、フッ素は必須栄養素として1日3mg/1人必要とされています。
特にむし歯に対して抵抗力の高い歯をつくるためには、その至適量が科学的に証明されており、国際歯科学会、日本歯科医師会、日本口腔衛生学会をはじめ、多くの専門機関が勧めています。
現代の食生活では軟らかく、しかも砂糖を多く使った甘い物が多くなり、歯磨きだけでむし歯を予防することが難しい時代になってしまいました。
このような食生活習慣において、むし歯を予防するには、歯自体の抵抗力をつけることが必要となり、それには「フッ素」が最も有効なのです。
「フッ素」は・・・
1.歯の表面を酸に溶けにくくし、強い歯に変えていきます。
→フルオロアパタイトの生成および結晶の向上による歯質耐酸性の獲得
洗口用のフッ素溶液は、エナメル質の耐酸性を高めるフルオロアパタイトを生成します。特に萌出直後の歯では、不完全なハイドロキシアパタイトの結晶構造から、結晶をより安定化させ、酸に対する抵抗性を向上させます。
2.酸に侵されて、むし歯になりかかった部分を修復します。
→むし歯初期のエナメル質表面で脱灰層の再石灰化を促進
フッ素は、唾液中のカルシウムイオンやリン酸イオンとともに歯に再沈着し、エナメル質の成熟を助けます。
また、むし歯の病巣にはフッ素が取り込まれやすく、むし歯の進行を抑制します。
再石灰化したエナメル質はフッ素濃度が高いので、酸に対する抵抗性も強くなります。
3.むし歯菌が酸を作り、歯を溶かそうとする働きを弱めます。
→むし歯の原因菌に対する抗菌・抗酵素作用
フッ素はむし歯原因菌の発育を抑え、糖代謝および酸産生を阻害する作用を持っています。したがって、むし歯リスクをさげるためには、口腔内にフッ素を保持しておくことが必要です。

「フッ素(洗口)」は生えて間もない歯ほどよく効きます。
乳歯は生後6ヶ月位から生えはじめ、5歳頃から生えはじめる永久歯に交換されてゆきます。
永久歯は中学校1年生位で生え揃うので、幼稚園や保育園から中学校卒業まで「フッ素洗口」を続けると約40%~60%のむし歯予防効果が期待できます。
特に小学校時代が重要で、この期間だけ洗口を実施しても効果が期待できます。
「フッ素洗口」には低濃度(0.01~0.05%)のフッ素洗口液を毎日使用する方法と、やや濃度を上げた(0.09%)フッ素洗口液を週一回使用する方法があります。
洗口後、口に残るフッ素の量は、私たちが毎日の食事から摂っているフッ素の約1/10の量で、身体に影響はありません。
また、洗口液は、お茶や紅茶の中に含まれている自然のフッ素イオンと同じなので全く心配ありません。
以前の日本は世界でも、決してむし歯は多い方ではありませんでした。
しかし、最近では「むし歯大国」というレッテルをはられています。
先進諸国をはじめとする各国では、むし歯予防のために積極的に「フッ素」を広く利用しています。
例えば・・・
これらが広く実施されているのです。
これに対して、日本ではこの様なフッ素の応用があまり普及していません。
しかし、現在39都道府県、1934施設、22万人の児童が学校保健の中で「フッ素洗口」を実施しており、むし歯を減らすことに成功しています。

12歳児の1人平均むし歯経験歯数(DMFT指数)
WHO(世界保健機関)は西暦2000年における12歳児のDMFT(むし歯経験歯数)を3.0本としています。
フッ素を応用している国々では、すでにこの目標を達成していますが、日本ではまだ3.6本と大幅な遅れをとっており、フッ化物応用の必要性が問われています。